[青色申告の始め方]必要な提出書類を知ろう！

個人事業主が青色申告を行う場合、白色申告と比べて、提出する書類や複式簿記による記帳が必要となってきます。

ここでは、青色申告を行う場合に必要な書類について解説していきます！

青色申告の特典

青色申告で確定申告を行う場合、白色申告に比べて経理業務がより厳密化され、その見返りとして最高で65万円の控除や赤字額の3年間繰越などの節税特典が受けられるので有利となります。

65万円の控除を受けるのであれば、複式簿記というやり方により帳簿をつけるという作業や領収書、請求書、銀行振込の控えなどをきちんととっておかなければなりません。

青色申告をするための提出書類

事前に所轄の税務署に「所得税の青色申告承認申請書」という書類を提出しておく必要もあります。

青色申告を行う場合に、提出する書類は以下の通りです。

1. 確定申告書B第一表、第二表及び添付書類台紙

個人事業主は、確定申告書Bを使用します。

確定申告書Aというものもありますが、これは給与所得・雑所得・配当所得・一時所得を申告する場合に用いるもので、サラリーマンが副業していたり、控除を受けるときに使用するものとなります。

2. 確定申告書Bに添付する必要のある各種控除書類

医療費控除や社会保険料控除、青色申告特別控除など控除を受けるのであれば、添付しなければならない書類を準備しておく必要があります。

3. 所得税青色申告決算書

・損益計算書

売上や経費の内訳を記入するものです。

・損益計算書の明細書

各月毎の売上や従業員がいれば給料賃金を記入します。

・損益計算書の明細書

10万円を超える備品などを購入して減価償却する場合などに記入するものです。

・貸借対照表

財政状態を示す書類です。

いわゆるバランスシートと呼ばれるものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

このように、青色申告を行うためには色々な提出書類が必要になります。

少し面倒かもしれませんが、特別控除などのメリットが非常に大きいので、魅力を感じた方はやってみてください！

最後まで読んで頂きありがとうございました。