2019.10.04

相続した不動産を売却したいとは、どうすればよいの？

不動産を相続したけれども、諸事情により売却を検討している人は、いったいどんなことから始めるとよいのでしょうか？
事前に予備知識を得ることで、実際に不動産の売却時の対応も見えてきますので、ぜひご覧下さい。

不動産を売却するときに考えられることは？

不動産を売却するとき、譲渡を行うことで所得が発生することを覚えておきましょう。
譲渡をしたことで所得が発生するときは、その所得税を支払うことになります。

具体的には、売却した金額から費用を引いた差額が、譲渡所得になります。
費用とできるものは、その建物等を取得した費用や登記費用などが該当していて、取得費用がわからない場合は売却額の5％を取得費とみなす方法もあります。

代々の土地などでわからない場合は、売却額の5％とすることで取得費とされることもあります。

相続した不動産を売却することで、不動産の登記を変更する必要もあります。
これは、必要書類など登記の手続きも時間と労力を費やすために、有資格者へ依頼する人も多くいます。

相続した不動産の売却には、有資格者へ手続きを相談することで、スムーズに行われます。
相続した不動産を売却するかもしれないという際は、是非その前に確認してみください。

もしも、マンションを相続した人と代々の家屋を相続した人の二人がいる場合、いったい譲渡所得はどのようになるのでしょうか？
マンションは取得したときの金額が明確にわかる場合が多いので、売却額から取得費等を引くことができます。

一方で、代々の土地は、売却額の5％を取得費とすることから、売却損がでることは考えられず、ほとんどが課税対象になりうる場合もあります。

相続した不動産が、どのようなものかを見直してみて、実際の売却前に、一度、有資格者への相談をしてみるのも、節税対策になります。

売却してから、こんなに税金が発生したということのないように、心構えもできるのです。

いかがでしたか？

相続した不動産を売却するときはどうするとよいかは、専門的な登記手続きが必要になるので、有資格者への相談を行うことをおすすめします。
心がけたいことは、相続した不動産を売却すると譲渡所得が発生して税金を納める必要もあるということです。

以上を心がけながら、相続した不動産売却の参考にしてくださいね。