複数でバイトしている人は確定申告をする必要がある!?
税金はバイトでも関係なく、所得を得ているならば、支払う必要があります。
確定申告は、バイトであれば会社側が年末調整をしているはずなので、する必要はありません。
しかし、バイトでも確定申告をしなければならない場合があります。
以下では、そんな場合についてご紹介していきます!
バイトを掛け持ちしてる人は確定申告対象者!?
例えば、複数のバイトを掛け持ちしている場合、それぞれのバイト先で源泉徴収が行われることもあり得ますが、年末調整は基本的に1カ所でしか行うことができません。
つまり、1カ所以外でのバイト先では年末調整をすることができなくなるわけです。
このため、確定申告を行わないと正しい税額を確定することができず、バイトでも確定申告が必要になるのです。
しかし、確定申告が必要かどうかは、収入金額によって変わってきます。
年間の収入が103万円を超えなければ、税金を納める必要はありません。
源泉徴収票をなくすと確定申告はできない!
確定申告は、決められた期間内に管轄の税務署や申告会場で行うことになります。
必要な書類として、確定申告書の他にバイト先で発行された源泉徴収票、還付金を受け取るための銀行口座、印鑑(シャチハタは不可)があります。
源泉徴収票は、通常は12月に給与明細書と一緒に発行されるものですが、これが無いと確定申告を行うことができません。
もし、源泉徴収票をなくしてしまった場合は、発行元である会社に対して依頼を行うことで、再発行をしてもらうことが可能です。
すでに退職している場合でも、前の会社の人事部などに再発行を依頼することは可能です。
しかし、前の勤務先から源泉徴収票がもらえないという場合もあります。
基本的に源泉徴収票の再発行は可能ですが、会社によっては作業が面倒だというような理由により拒否されるケースもあるようです。
この場合は、税務署に対して、源泉徴収票不交付の届出という手続きを行ってください。
これは源泉徴収票が交付されない場合に、その理由について税務署から会社に対し事実確認などを行うための手続きです。
この届出を行う場合には、給与が支払われたことを証明するために、給与明細書などの写しを添付する必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
複数のバイトを掛け持ちしていて、両方で源泉徴収されている場合は、多く税金を払っていることも考えられるので、確定申告により税額を確定しておいた方がいいでしょう。
給与明細で源泉徴収額がされているかどうか、されているならばどのくらい天引きされているのかを確認しておくことも大切なことです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。