News

2019.12.18

認定長期優良住宅の意味について

認定長期優良住宅の意味について

認定長期優良住宅の概要、目的と受けられるメリットについて、確認してみましょう。

認定長期優良住宅の概要

認定長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅のことをいいます。

この法律では、長期優良住宅の普及の促進のため、構造躯体等の劣化対策、耐震性、可変性、維持管理・更新の容易性、高齢者等対策、省エネルギー対策、一定以上の住宅規模、及び良好な景観の形成への配慮等を定めています。

それら認定基準に適合する住宅の建築計画及び維持保全計画を所管行政庁に申請し、当該計画の認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000006.html

認定長期優良住宅のメリット

長期優良住宅と認定された場合、税制上のメリットを受けられます。

特に、認定住宅の新築等をした場合は、認定住宅新築等特別税額控除が受けられるのが、最大のメリットとなります。

概要は以下のようになります。
認定住宅新築等特別税額控除とは、個人が、長期優良住宅等の普及の促進に関する法律に規定する認定長期優良住宅に該当する家屋で一定のもの(以下「認定長期優良住宅」といいます。)の新築又は建築後使用されたことのない認定長期優良住宅の取得をした場合において、平成21年6月4日から平成31年6月30日までの間に居住の用に供したとき、又は、都市の低炭素化の普及の促進に関する法律に規定する低炭素建築物に該当する家屋若しくは同法の規定により低炭素建築物とみなされる特定建築物に該当する家屋で一定のもの(以下「認定低炭素住宅」といいます。)の新築又は建築後使用されたことのない認定低炭素住宅の取得をした場合において、平成26年4月1日から平成31年6月30日までの間に居住の用に供したときに、一定の要件の下で、認定長期優良住宅と認定低炭素住宅(以下「認定住宅」と総称します。)の認定基準に適合するために必要となる標準的なかかり増し費用の10%に相当する金額を、原則としてその年分の所得税額から控除するものです。

https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1219.htm

まとめ

長期優良住宅と認定された場合は、一定の要件を満たしている場合、所得税の税額控除を受けられます。

要件を確認したうえで適用する場合は、必要な手続きを踏んで、確定申告を行いましょう。

トップへ戻る
クリックでナビゲーションを閉じます。