エステ事業者もこれで安心!個人事業主の確定申告での必要書類
個人事業主をで事業を行っていると、慣れない確定申告に苦労するしていませんか?
多くのエステサロン経営者をサポートした経験から、 もっと多くのサロン経営者のミカタになれるよう
サロン事業者・個人事業主の方に向けて、確定申告での必要な書類についてご紹介します!
青色申告と白色申告の2つの方法がある
それではさっそく個人事業主の確定申告で必要な書類についてご紹介します。
まず知っておいてほしいことが、確定申告は、白色申告と青色申告の2種類の方法があります。
これによって提出する書類が変わってきます。
通常は、白色申告からスタートします。青色申告とは、正規の簿記の原則の従い、帳簿書類を持っている方に10万円か65万円の所得控除を受けることができる制度です。
そのほかにも赤字を繰り越せたり、税額控除や特別償却が受けられたり、専従者の給与を経費として認めてもらえるなどお得な特典が盛りだくさんの制度です。
青色申告を受けるためには、「青色申告承認申請書」を、翌年の3月15日までに提出することよって受けることができます。
白色申告者の必要書類
青色申告と白色申告の違いについて分かって頂けましたでしょうか。
まずは、白色申告の場合の必要書類についてご紹介します。
白色申告の方が必要な書類は大きく分けると、たったの3種類の書類です。
①確定申告書B
②各種控除の必要書類
③収支内訳書
の3つです。
確定申告書は「A」と「B」の2種類があり、個人事業主の場合は「B」を使ってください。
なぜならば、「A」は簡易版で、「事業所得」が載っていないからです。
個人事業主は「事業所得」に該当します。「収支内訳書」はその名の通り、あなたの収入の一覧を書きます。
青色申告の必要書類
最後に青色申告の必要書類についてご紹介します。
青色申告者の必要書類は5種類です。
① 確定申告書B
②各種控除関係の書類
③貸借対照表、
④損益計算書、
⑤減価償却計算書
の5つです。
青色申告の場合基本的には、複式簿記を用いて会計処理を行うので貸借対照表と損益計算書が必要になります。
この2つの書類は会計ソフトを使えば、簡単に作成することができます。
また、あなたが固定資産を持っている場合には、その一覧を作成して、
どのような減価償却の計算をしたのかをまとめる必要があります。
固定資産がない場合には、減価償却はありませんので、その計算書類は必要ありません。また青色申告の場合は帳簿保存の義務がありますので注意をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はサロン事業者、個人事業主の方の確定申告で必要な書類についてご紹介しました。
簡単に帳簿を作成することができる会計ソフトも多いです。
青色申告の方が特典がたくさんありますので、ご不明点はお気軽にご相談ください。