年末調整の必要書類を準備しよう!
導入
年末の恒例行事である年末調整。
あなたは、年末調整の必要書類をご存知ですか?
今回は、そんな年末調整の必要書類についてご紹介していきます!
年末調整ってそもそも何?
まずは、そもそも年末調整とは何かについて解説します。
年末調整とは、給料から毎月引かれている所得税の源泉徴収が、概算で引かれているので年末にきちんとした計算をして、正確な所得税を徴収することを言います。
毎月の源泉徴収では、所得控除がほとんど考慮されていませんので、年末調整では、その所得控除も計算に含めて計算をすることになります。
所得控除の計算をするために、年末調整では必要な書類が出てくるのです。
年末調整で受けられる所得控除とは
ここまで、年末調整は所得税の正確な計算をすることであり、それは所得控除を含めて計算することが分かりました。
年末調整で受けることのできる所得控除は12種類あります。
- 生命保険料控除
- 社会保険料控除
- 小規模企業共済等掛金控除
- 地震保険料控除
- 扶養控除
- 配偶者控除
- 配偶者特別控除
- 扶養控除
- 勤労学生控除
- 障碍者控除
- 寡婦控除
- 基礎控除
逆に、確定申告でないと受けられない所得控除に
- 雑損控除
- 医療費控除
- 寄付金控除
この3つがあります。
年末調整で必要な書類
最後に、年末調整の必要書類についてご紹介します。
まずは、各種の保険料控除の場合です。
保険料控除は11月ごろに、保険会社より、保険料控除証明書が送られてきますので、それを添付する必要があります。
社会保険料に関しては、源泉徴収票に金額が載っていますので準備する必要はありません。
次に、障碍者控除を受ける場合には、本当に障害者名の顔を確認する必要がありますので、障碍者手帳のコピーがあると良いでしょう。
子どもや奥様がアルバイトをしている場合には、そのアルバイトの金額をいくら持っているかを証明する書類があれば、年末調整で困りません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、年末調整の概要や年末調整受けられる所得控除、年末調整の必要書類についてご紹介しました。
年末調整で損をしないように、必要書類は把握しておきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。