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2019.09.30

株の配当があったとき、お得に確定申告を行うポイント!

株の配当があったとき、お得に確定申告を行うポイント!

最近は株を行っている方も多くなっていますので、株の配当の確定申告は気になるという方もいますね。
株の配当には、お得なポイントがあるのをご存知でしょうか?
今回は、そんな株の配当の確定申告について見ていきましょう!

株式の配当で源泉徴収されているもの!

株の配当で源泉徴収されているものは、上場株は所得税15.315%と住民税5%が源泉徴収されていて、非上場株は所得税が20.42%です。
この源泉徴収されている税金を確定申告することで還付を受けられる方もいます。
それは、どのような人でしょうか?

株の配当の確定申告には二つ方法あり、総合課税と分離課税です。
総合課税は、全ての所得と合算して課税されますし、分離課税は、株の分を分けて課税されるという違いがあります。

総合課税が有利な場合は?

株の配当で源泉徴収された税金の還付を受けられる可能性のある人は、どのような人でしょうか?

上場株を一例にしますと、所得税15.315%と住民税5%を合わせた20.315%の税金を源泉徴収されています。

仮に所得が195万円超~330万円以下の方は、所得税率が10%ですので、総合課税で申告されると還付を受ける可能性があります。
それは、上場株の源泉徴収は20.315%とより、総合課税の所得税率10%の方が低いからです。

個人の所得税率では、株の配当を総合課税で確定申告を行う方が、お得な方もいると心がけてください。

分離課税とはどのようなもの?

株の取引で分離課税を選択した方が有利な場合は、株の取引に赤字を生じたときです。

例えば、株の損失を発生した翌年に、その赤字を繰り越して、翌年の利益に差引できるのが分離課税なのです。

株の売買を1年間、利益と損失を合計して、最終的に利益か損失かを計算される損益通算を経て、株の取引の利益か損失かがわかります。

株の売買などで損失のでた人にとっては、分離課税を選択することで、3年間その損失を繰り越すことができます。
長期的な取引を考えながら、自分自身の株をどのように運用していくかを考えた上で、分離課税を選択することもお得になります。

株の配当で準備するもの!

株の支払通知書や取引報告書などが必要で、総合課税か分離課税かは、確定申告時に判断する必要があります。

株の取引の場合で赤字が発生している場合は、損失を繰り越しできる分離課税がお得になります。
一方、所得税率が10%の場合は、上場株等の配当の源泉徴収の還付を総合課税で受けることが可能であると認識しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

株の配当があったときのお得な確定申告についてご紹介しました。
年間の株の取引から、ご自分のお得な方法を選ぶことも可能です。

株の源泉徴収税率とその年のご自分の所得税率を把握した上で総合課税を選ぶ方法もありますし、株の赤字は分離課税を選択することもできることがわかりました。
お得に株の確定申告を行うポイント、ぜひ参考にしてくださいね。

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