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2018.11.30

会計知識0でも安心!確定申告の収支内訳書とは

会計知識0でも安心!確定申告の収支内訳書とは

収支内訳書って何だ?

まず、収支内訳書とはそもそも何なのか、ということから話をスタートさせましょう。収支内訳書とは、白色申告をする人が、経費や事業の収支を記載するための用紙を指します。白色申告をする人にとっては大変重要な書類なので、言葉をしっかり覚えておきましょう。

会計知識が無くても大丈夫!この科目さえ覚えておこう!

白色申告をする人の中には「会計なんてやったことないから何していいか分からない」という人もきっと多いはず。でも心配しないでください。あなたがどういった業種の仕事をしているかによって多少の差はあると思いますが、どの業種でも頻繁に使われる勘定科目があります。その一例をいくつかご紹介します。

 

・交通費:電車代、タクシー代、バス代、飛行機代など移動にかかる費用

・通信費:インターネットプロバイダ代、携帯電話代、書類送付に使う切手・運賃など人とのやり取りにかかる費用。

・消耗品費・雑費:「消耗品費」は普段使う文房具代、小額の資産(例:1台10万円以下のパソコンなど)にかかる費用のこと。雑費は他のどこにも分類されない費用。

・接待交際費:クライアントとの飲食代、お歳暮代など「お付き合い」にかかる費用。

・荷造運賃:出来上がった商品をクライアントに発送する場合などにかかる宅配業者に支払う運賃。

 

この5つの科目はよく使います。「あれ、この費用、どこに分類すればいいんだろう・・・?」と思った場合は、税務署に聞いてみるか、国税庁のホームページを調べてみるといいかもしれません。

青色申告は控除できる金額が多い!

ある程度、事業が軌道に乗ってきた場合、「青色申告」を勧められることがあります。では、これにはどんなメリットがあるのでしょうか。一般的に、税金は所得(簡単にするために、ここでは事業の収入と考えてください)からさまざまな項目を控除し、その残り(課税所得)に対して税率をかけて計算されます。ここで、青色申告を使うと控除される金額が多くなるのです!つまり、「青色申告は(うまく活用できれば)節税効果がある」ということですね。

 

では、青色控除で控除される金額を増やすにはどうすればいいのか。ポイントは「複式簿記で帳簿をつける」ことです。つまり、次のような帳簿をそろえることになります。

 

・総勘定元帳

・仕訳帳

・現金出納帳

・預金帳

・売上帳

・仕入帳

・売掛帳

・買掛帳

・固定資産台帳

 

この8つです。「こんなの管理できないよ・・・」と思うかもしれませんが、ご安心ください。青色申告ソフトに必要な情報を打ち込めば、自動的に全部作ってくれます。大体ソフトは1万円もあれば買うことができるので、青色申告をしたい人はぜひ取り入れましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
白色申告者にとって、確定申告時に重要な収支内訳書。会計知識がなくても、本記事で紹介した勘定科目さえ覚えてしまえば、ある程度大丈夫なので安心してください!

また、事業が軌道に乗ってきた方は、少し複雑になりますが青色申告への乗り換えを考えてみると良いかもしれません。

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