[確定申告の基礎知識]修繕費って何?
導入
あなたは、修繕費をご存知でしょうか?
修繕費は、固定資産を修理するために使った費用で経費となるお金です。
今回は、そんな修繕費についてご紹介していきます!
修繕費とは?
まずは、修繕費とは何かについてご紹介します。
修繕費とは、固定資産の修理や改良するために使った費用を言います。
維持管理や原状回復のために使われた費用は、修繕費として経費にすることができます。
確定申告では、不動産所得の計算と事業所得の計算時に出てくることがあります。
資本的支出って何?
続いては、修繕費とよく関わってくる資本的支出についてご紹介します。
資本的支出とは、固定資産を改造や補強をするために使った費用のことを言います。
修繕費との違いは、手直しのための費用なのか、補強するためのものなのかの違いです。
資本的支出は、修繕費と違い経費として認められません。
資産として計上しなくてはなりません。
資本的支出と修繕費の判定
最後に、資本的支出と修繕費の判定についてご紹介します。
資本的支出の例としては
- 物理的な付加した場合
- 耐久性を増すような場合
- 用途の変更をした場合
これらの場合は、資本的な支出になります。
逆に、台風などの災害等で、損壊した建物の修繕の場合は修繕費になります。
また、金額での判定もあります。
あなたの支出した修繕費の金額が、20万円未満の場合は、修繕費として経費に計上することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、修繕費と資本的支出についてご紹介しました。
修繕費は、金額が大きくなる場合が多いので経費として認められれば、かなり大きな金額の節税になりますので、活用してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。