News

  • TOP
  • ニュース
  • 太陽光発電投資と不動産投資、どっちが優秀?
2020.01.12

太陽光発電投資と不動産投資、どっちが優秀?

太陽光発電投資と不動産投資、どっちが優秀?

投資商品といえば古くから不動産や株式・証券などが代表的ですが、ここ最近で急速に伸びてきたのが『太陽光発電投資』です。

参入のしやすさ、利回りの良さなどが大きな魅力となっていることはご存知かも知れませんが、実際にはどのくらい優秀なのでしょうか?

今回は、太陽光発電投資と不動産投資を比較して、いったいどちらが投資商品ととして優秀なのかを比較してみましょう。

1 太陽光発電投資の魅力は「利回りと安定性」

まずは投資商品としては新しいものである太陽光発電投資のメリットをみてみましょう。

太陽光発電投資とは、太陽光発電システムを利用して発電した電力を電力会社に売却し収益を得る投資商品です。

最近では一般家庭でも太陽光発電システムを導入することが定着してきましたが、家庭用の太陽光発電と異なるところは、全ての電力が売却されるという点でしょう。

家庭用では太陽光発電によって得た電力を家庭内の電源として使用し、余剰分を電力会社に売却するのが一般的ですが、太陽光発電投資で導入されているシステムでは発電された電力は、家庭用よりも高い金額で全て電力会社に売却します。

「導入費用を売電でまかない、導入費用が回収できた時点からは収益となる」というのが基本的なシステムです。

電力会社が電力の買取金額を固定してくれるのは20年間で、概ね10年で導入費用を回収し、次の10年間で大きな収益を得ることになります。

利回りは概ね8~10%程度と言われており、株式や投資信託での利回りが数%程度、悪ければ1%を切ってしまう現代では非常に優秀な投資商品だと言えます。

安定性の高さも大きな魅力です。

太陽光発電は、太陽の光が注がれて、電力会社の約束が守られる限り、安定した収益を生むことができます。

景気の動向、株価の値下がりなどの影響を受けるリスクがなく、考えられる不安定な要素といえば天候の変化による日照時間の低下や太陽光発電ユニットの故障くらいで、これも長年の気象データやユニットの品質向上により試算を大きく裏切ることはないでしょう。

2 太陽光発電投資と不動産投資を比較!

太陽光発電投資の「イイところ」を紹介したところで、太陽光発電投資と不動産投資を比較してみましょう。

不動産投資は、不動産物件を購入し、家賃収入を得ながら必要経費を支払って残ったものが収益となります。

不動産投資の利回りは5~15%程度と言われており、初期投資額や地域性によって大きく変動します。

物件を安く購入し、高い家賃を設定することができて、常に満室状態を保つことができれば、15%程度の高い利回りを維持することは可能ですが、都市部など不動産相場が高い地域では5%程度で精一杯となることも珍しくありません。

この点を見ると、利回りは8~10%程度で、しかも地域性などの影響を受けずに安定した収益が期待できる太陽光発電投資のほうが優秀ですね。

「期待以上に儲けることはないが、期待を裏切ることは少ない」といったところです。

形勢が不利に感じられる不動産投資ですが、不動産投資には太陽光発電投資に負けない要素があります。

景気がインフレ傾向の場合は、先に挙げた利回りを大きく超える収益が期待できるのが不動産投資の魅力です。

全体的な経済の動向だけでなく、例えば近隣に新たに大学や大企業が新設されるなど局地的な条件によっては賃貸物件の需要が一気に高まるため、チャンスをつかむことができれば大きな収益が期待できるでしょう。

さらに、長期的な収益が期待できることも不動産投資の長所です。

今のところ太陽光発電投資で約束されている電力の買取金額固定は20年間。

新たな投資商品であるため「20年後にはどうなるのか?」という疑問を解消する前例もなく、最悪の場合、20年後にはほとんど収益を生むことがなくなるという不安があります。

一方、不動産投資の場合、法定耐用年数がRC造(鉄筋コンクリート)で47年、鉄骨で34年と定められているくらい、不動産物件は「長持ち」します。

収益に多少の波はあるかも知れませんが、不動産投資なら物件が存在する限り40年、50年と長期的な収益が見込める可能性があります。

3 まとめ

太陽光発電投資と不動産投資を比較してみました。

双方のメリットとデメリットをまとめてみると

・太陽光発電投資は、8~10%程度の利回りを安定して期待できるが、電力会社が買取金額の固定を約束している20年を過ぎてからの運用が不透明

・不動産投資は景気の動向や地域性による影響を受けやすいため利回りが5~15%程度と振り幅が大きいが、さらに大きな利回りを期待することもでき、太陽光発電投資よりも長期的な運用が可能となります。

単に投資商品としてどちらが優秀なのか?というと甲乙つけがたいものですが、少ない投資額で気軽に運用してみたいのであれば分譲型の太陽光発電投資がオススメです。

景気の動向などを読み、大きな収益を生みたいと考える方なら、安定性重視の太陽光発電投資ではなく、不動産投資がオススメでしょう。

トップへ戻る
クリックでナビゲーションを閉じます。