不動産投資の初心者が知るべき3つのポイント!
不動産投資とは、賃貸して家賃収入を得る目的でアパートやマンションを購入したり、価額が上昇した時に売却して利益を得る目的で、土地や建物を購入することをいいます。
今回は、この不動産投資について初心者が知っておくべきポイントについて解説していきます!
不動産投資は資産運用とリスク回避のバランスが大切
不動産投資で成功するか否かの鍵は、資産運用とリスク回避のバランスです。
一般的には、利回りが大きいほど危険も大きくなっています。
大きな利回りばかり狙っていると、ハイリスクな投資のみを行うことになり、投資の失敗で利益どころか元手すら失う場合もあります。
一方、安全性を重視してばかりいると、利回りの低い投資しかできませんから、運用益が少なく、不動産投資をしないで国債を買っていた方がましだ、というような状態になります。
不動産投資には、大きく分けて、売却益を求める投資と家賃収入を求める投資の2種類があり、投資対象も、土地、建物(アパート、マンション、戸建て)など様々あります。
その中から、利回りとリスクのバランスのとれた投資物件を選択しなくてはなりません。
新築住宅と中古住宅のどちらに投資すべきか
不動産投資の対象を新得住宅にするか中古住宅にするかは重要な問題です。
両方の特徴をよく把握したうえで、どちらに投資するかを決めなくてはなりません。
まず、新築住宅に投資する場合には、次のような特徴があります。
- 銀行から不動産投資に対する融資が受けやすくなる
- 耐用年数が長いため、長期間にわたり賃貸収入が得られる
- 減価償却費が大きいため、節税効果が期待できる
- 新築住宅の購入費は高い
一方、中古住宅に投資する場合には、次のような特徴があります。
- 銀行からの融資が受けにくいので、その分自己資金が必要になる
- 耐用年数が短いため、家賃収入を得られる期間が短い
- 減価償却費が少ないため、節税効果が期待できない。
- 中古住宅の購入費は安い
- 中古住宅は高利回りだが、空室が多いという問題がある
以上のような各々の特徴を見極めたうえで、新築住宅に投資するか中古住宅に投資するかを決めなくてはなりません。
なお、新築住宅で一定の要件を満たす物件については、長期空室保障を受けられる場合には、新築住宅への投資が断然有利になります。
長期空室保障とは、投資対象の物件に空室が生じ、家賃収入が途絶えた場合でも、投資家に対して、家賃収入の一定割合(85%程度)を保障するという制度のことをいいます。
なお、保障を行うのは、投資対象のアパートやマンションを建築したメーカーです。
共同不動産投資はサラリーマンに向いている
なお、共同で不動産投資を行う方法もあります。
1口100万円程度で出資者を募り、数人が共同でアパートやマンションを購入した上で、それを賃貸に出し、獲得した賃貸収入を出資した口数に応じて分配するというような不動産投資もあります。
このような共同投資であれば、比較的少額の資金でも不動産投資ができますので、サラリーマンの方が副業で行う不動産投資に向いていると言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、不動産投資の初心者向けにいくつかのポイントをご紹介しました!
皆さんが不動産投資を始める際のお役に立てればと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。